Western Digitalエンドユーザー使用許諾契約書

重要 - よくお読みください。本契約書の第10条には、法的に拘束力のある仲裁規定が含まれています。この規定では、紛争が生じた場合にはお客様ご自身で解決することが求められており、裁判所で救済を求める権利、および訴訟手続きにおいて審理または審査を受ける権利が制限されています。さらに特定の紛争の集団訴訟または集団仲裁に参加する権利を放棄することが求められています。

本エンドユーザー使用許諾契約(以下「本契約」)は、個人または法人のお客様(以下「お客様」)と、Western Digital Technologies, Inc.、同社の子会社および関連会社(以下「WDT」と総称)との間で締結される法的な契約であり、WDTが発行、配布する、またはその他の方法によりに入手可能にするソフトウェア、サービス、および関連するオンライン文書または電子文書(本ソフトウェア、ファームウェア、サービス、および文書、およびWDTから提供される当該の更新、これらを総称して、以下「本ソフトウェア」と称する)のお客様による使用、および該当する場合は、WDT製のその他のハードウェアデバイスおよび製品(以下「WDTデバイス」)と併用するよう設計されている本ソフトウェアのお客様による使用に関し、その条件を定めたものです。ただし、WDT製のソフトウェアまたはサービスに別途使用許諾契約が付随している場合、当該の別途使用許諾契約の条件が、WDTソフトウェアまたはサービスのお客様による使用に適用されます。

本ソフトウェアのインストール、有効化、コピー、またはその他の使用により、本契約に従ったお客様へのWDTのライセンス使用許諾の条件である本契約の条件、および第5条で参照する形で本契約に組み入れられるWDTのプライバシー方針の順守に同意したものとみなされます。本契約の条件およびWDTのプライバシー方針に同意いただけない場合は、本ソフトウェアのインストール、起動、コピー、使用は行わないでください。

本契約の第10条で規定される場合を除き、本契約は随時WDTにより修正される場合がありますが、お客様が当該の変更を肯定的に同意している場合を除き、本契約の変更がお客様を法的に拘束することはありません。

1. ライセンスの付与と制限

本ソフトウェアは、ライセンスを供与するものであり、販売するものではありません。本契約に定める条件に従って、WDTはお客様個人またはお客様の会社内でのみ本ソフトウェアを使用するための、また本契約により許可される範囲での本ソフトウェアの使用に合理的に必要とされる目的でのみ本ソフトウェアの適切な数のコピーを作成するための、個人的、非排他的、譲渡不能、サブライセンス不可の取り消し可能なライセンスをお客様に供与します。

お客様は以下を行わないことを了承および合意し、また第三者に以下を行わせないことに同意するものとします。(a) 第1条で明示的に許可されている範囲外で本ソフトウェアを複製すること、(b) 本ソフトウェアを変更、改変、翻訳すること、またはその派生著作物を作成すること、(c) いかなる方法であれまたはいかなる形であれ、アクセス制御または著作権保護機構を含むがこれらに限定されない、本ソフトウェアまたは本ソフトウェアの技術、機能または方策を回避または無効にしようとすること、(d) 本ソフトウェアのソースコードを逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジアリングすること、または抽出しようと試みること、(e) 本ソフトウェアを第三者に配布、担保権を設定、販売、賃貸、リース、サブライセンス、譲渡、公開、または開示すること、(f) 本ソフトウェアのまたは本ソフトウェアに関連して使用されている商標、ロゴ、著作権およびその他所有権の表示、符号、記号またはラベルを削除または改変すること、(g) 著作権、商標、企業秘密、特許を含むがこれらに限定されない第三者の知的所有財産の侵害を助長するような方法、およびお客様が該当する司法管轄区で適用される名誉棄損、誹謗、猥褻行為、プライバシー関連の不正行為に関する法律を含むがこれらに限定されない法律に違反するような方法で、本ソフトウェアを使用すること。

2. 権利の留保

お客様は、本ソフトウェアが著作権ならびにその他の知的財産権および所有権によって保護されていることを了承するものとします。WDTおよびそのサードパーティライセンサー(以下「ライセンサー」)は、第1条でお客様に明示的に供与されたライセンスを除き、本ソフトウェアに関するすべての権利を留保しています。お客様は、第1条で明示的なライセンスがお客様に付与される場合を除き、黙示的、反禁言、あるいはその他いかなる手段でも、本ソフトウェアの権利、権限、利益、ライセンスは、一切、お客様に供与、譲渡または移転されるものではないことを了承するものとします。お客様は、いかなる形であれ、本ソフトウェアに関連して、WDTまたはそのライセンサーの権利を侵害する行為、または当該権利に異議を申し立てる行為を行わないことに同意するものとします。

3. WDT製以外のデバイスの使用

本ソフトウェアはWDT以外の事業者が製造したデバイス(以下「非WDTデバイス」)で動作することもあります。お客様は、いずれの非WDTデバイスの品質や機能に関しても、WDTが表明も保証も一切行わないことを理解し、同意するものとします。お客様は、WDTでは一部の非WDTデバイスのサポートを提供することがあっても、それ以外のデバイスについては適用されないことがあることを了承するものとします。WDTでは、ソフトウェアがWDT製以外のストレージデバイスとの互換性を持っており、今後も互換性を持ち続けることを一切保証しません。

4. 更新、自動機能

お客様は、WDTにはお客様に本ソフトウェアの更新(以下に定義)を提供する義務がないことを了承するものとします。ただし、WDTは随時本ソフトウェアの更新版を発行する可能性があり、本ソフトウェアは、バグの修正、パッチ、アップグレード、機能追加または機能拡張、プラグインおよび新バージョンなどの本ソフトウェアに関する該当する更新(以下総称して「更新」)の有無を確認するためにインターネットを介して自動的にWDTまたは第三者のサーバーに接続する可能性があります。また、(a) お客様のデバイスと共に使用されている本ソフトウェアのバージョンを自動的、電子的に更新する、または (b) 更新バージョンを手動でダウンロードするオプションをお客様に提供する可能性があります。該当する場合、本ソフトウェアのインストール、および更新の自動チェックを無効にしないことにより、WDTまたは第三者のサーバーに自動的に更新を要求してこれを受信し、これらの更新すべてに本契約の諸条件が適用されることを、お客様は同意および承諾したことになります。

5. WDTにより自動的に収集される情報

本ソフトウェアには、本ソフトウェアの操作に関連して特定の情報を、WDTまたはそのサードパーティのデータ解析プロバイダに転送する自動通信機能が組み込まれている可能性があります。WDTとそのサードパーティのデータ解析プロバイダが本ソフトウェアを通じて情報を収集する方法およびその情報を使用する方法については、参照により本契約に組み込まれるWDTのプライバシー方針http://www.wd.com/en/company/corporateinfo/privacy.aspx をご覧ください。本契約の条件に同意することにより、お客様はWDTのプライバシー方針の条件に同意したものとみなされます。プライバシー方針の条件に同意いただけない場合は、本ソフトウェアを使用しないでください。

6. 登録情報

本ソフトウェアまたはWDTデバイス登録プロセスの一環として、WDTはお客様にお名前や電子メールアドレス、ユーザー名、またはパスワードを含むがこれらに限定されない、登録関連情報をうかがう場合があります。当該情報の提供により、お客様は当該情報の収集に同意し、また入手可能な更新の通知、製品リコールまたは安全に関する注意など、本ソフトウェアと一緒に購入されたWDTデバイスに関する販売促進以外の情報提供にWDTが当該情報を使用することにも同意することになります。登録手続きに関連してお客様から収集した情報、またはお客様がWDTの本ソフトウェアまたはWDTデバイスに関連してWDTに提供した情報のWDTによる使用は、WDTのプライバシー方針に従い管理されます。

お客様は、お客様のユーザー名とパスワードの守秘義務を保持し、お客様のユーザー名とパスワードを使用してお客様のアカウントにアクセスした結果生じる、データの損失、盗難、またはその他の破損に起因した全責任を負うことに同意することになります。

7. 第三者のコンテンツとサービスプロバイダ

本ソフトウェアの使用により、第三者のソフトウェアのダウンロード、または本ソフトウェアを介してアクセスした第三者のコンテンツ(このような第三者のソフトウェアとコンテンツを総称して以下「第三者のコンテンツ」)へのリンクが可能となります。お客様は、第三者のコンテンツはすべて該当する第三者のコンテンツ所有者に帰属し、該当する著作権およびその他の知的財産権により保護されている可能性があることを了承するものとします。いかなる形であれ、お客様は、該当するサービスプロバイダ(以下「サービスプロバイダ」)または第三者のコンテンツ所有者の許可なく第三者のコンテンツを使用することはできません。お客様は、特定の第三者のコンテンツへアクセスするため、またはそのようなコンテンツへのアクセスと使用の権限を得るために、サービスプロバイダまたは第三者のコンテンツ所有者より個別に契約を締結すること、またはサービスプロバイダの使用緒条件に従うよう求められる可能性があることを了承するものとします。本ソフトウェアの使用に関連した第三者のコンテンツへのアクセス、複製、表示、またはその他の使用をする際に、第三者の知的財産権を侵害しないようにするのは、お客様の責任です。

8. 免責事項

本ソフトウェアは、いかなる種類の保証もなく「現状のまま」お客様に提供されます。適用法により許容される最大限の範囲まで、WDTならびにそのライセンサーは、商品性、特定の目的への適合性、および第三者の知的財産権を侵害していないことまたはウィルスが含まれていないことの暗示的保証を含みますがこれらに限定されない、明示または黙示の保証、および本ソフトウェアのセキュリティ、信頼性、または適時性について保証を一切いたしません。WDTは本ソフトウェアがお客様の要件を満たすこと、またはエラーのないことを保証しません。WDTは、本ソフトウェアが連続的に、または中断なく使用できることを保証せず、またWDTは本ソフトウェアの送受信の中断または停止に対して責任を負わないものとします。本ソフトウェアの使用またはパフォーマンスに起因するリスクはすべて、お客様が負うものとします。お客様は、ソフトウェア、素材もしくはデータのダウンロードまたはその他の本ソフトウェアの使用を通じて取得したデータはお客様ご自身の裁量およびリスクで実行されるものであり、かつお客様が、データの損失または破損を含むがこれらに限定されないお客様のコンピュータ、システムまたはネットワークが被る損害に対しても全責任を負うことを了承し、これに同意するものとします。前記の免責は、お客様によるWDTデバイスの使用に関連した該当する保証を、修正、解釈または変更するものではありません。

WDTは、いかなる第三者のコンテンツ、非WDTデバイス、もしくはサービスプロバイダまたは第三者コンテンツ所有者の作為または不作為に関して、一切の表明、保証を行いません。WDTは、第三者のコンテンツの内容、正確性、完全性、適時性、有効性、著作権の順守、合法性、品位、品質、またはその他の側面の検証もしくは評価に責任を負いません。WDT、WDTの役員、関連会社、および子会社は、本ソフトウェアを通じてアクセスされる第三者のコンテンツまたはウェブサイト、または第三者のその他の素材、製品、サービスに対して保証も是認もせず、現在も今後も、お客様またはその他の人物に対しても一切責任を負いません。お客様が本ソフトウェアを通じて第三者のコンテンツの使用またはアクセスを選択する範囲内で、お客様は自発的にこれを行っており、適用される地域の法律およびプライバシーとデータ収集に関する法律を含むがこれらに限定されない、すべての適用法の順守に責任を負うものとします。

9. 責任制限

適用法により許容される最大限の範囲で、WDTまたはそのライセンサーは、いかなる場合においても、本契約に関連または起因するまたは本ソフトウェア、WDTデバイス、第三者のコンテンツ、または非WDTデバイスの使用または使用できないことに関連または起因する営業利益の逸失、業務の中断、データの損失、コンピュータシステム障害、誤作動、またはその他の金銭的損失を含みますがこれらに限定されない、いかなる結果的、偶発的、間接的、特別的、懲罰的、またはその他の損害に対しても、たとえWDTがそのような損害が発生する可能性を知らされていた場合でも、一切責任を負わないものとします。結果的または偶発的損害に対する責任制限が認められていない司法管轄区もあるため、前記の責任制限が適用されない場合もあります。いかなる場合においても、本契約または本ソフトウェアに関連したあらゆる損害に関して、WDTのお客様に対する責任総額は、$25を超えないものとします。前記の制限、除外および免責条項は、たとえ救済措置がその本質的目的を果たせなかったとしても、適用される法律の下で認められる最大限の範囲で適用されるものとします。

WDTは、お客様による本ソフトウェアまたはWDTデバイスの使用に起因または関連するお客様のシステムの感染、汚染、またはダメージ、または遅延、不正確さ、エラーまたは欠損に関して責任を負いません。本ソフトウェアは、核施設の操作、航空機の航行、通信システム、もしくは航空交通管制機器、またはその他の機器での、本ソフトウェアの不具合が死亡、人身傷害または重篤な物的もしくは環境的損害をもたらす可能性のある状況での使用のためには意図されていません。

10. 紛争、法的拘束力のある個人的仲裁、集団訴訟および集団仲裁の放棄

10.1 紛争。本第10条の条件は、お客様とWDT間のすべての紛争に適用されます。本第10条の目的において、および第10.1項に記載される例外を条件として、「紛争」とは、本ソフトウェア、WDTデバイス、本契約またはその他のお客様とWDTが関与する取引に関連して発生する、契約、保証、不実表明、詐欺、違法行為、作為による違法行為、制定法、規制、条例、またはその他の法的または衡平法上の、お客様とWDT間の紛争、請求または訴訟を意味し、法律の下で認められる最も広い意味で解釈されるものとします。お客様とWDTは、本契約で定義される「紛争」が (A) 企業秘密の悪用、(B) 特許侵害、(C) 著作権侵害または誤用、および (D) 商標権侵害または商標の価値の希薄化に関する、お客様またはWDTによる請求または訴因を含まないことに合意するものとします。さらに、第10.6項の規定にかかわらず、お客様は、仲裁人ではなく裁判所が、前記の例外のいずれかに請求が該当するか否かを決定できることに合意するものとします。

10.2 法的拘束力のある仲裁。お客様とWDTはさらに、(a) 本契約の条項に従って当事者間のすべての紛争を仲裁すること、(b) 本契約の取引は州際通商とされること、(c) 本第10条の解釈および行使は連邦仲裁法(9 U.S.C. §1以下参照)により支配されること、および (d) 本第10条は本契約の終了後も存続することに合意するものとします。仲裁とは、訴訟手続きにおいて審理または審査を受ける権利を放棄し、訴えの根拠が制限されることを意味します。仲裁人によりお客様に保証される損害賠償は、当該の司法管轄区に所在する裁判所が、救済を要求する個人当事者に有利な宣言的救済または差止め救済措置を裁定する場合と同じ程度、また当事者の個々の請求で保証される救済に必要な範囲に留まる場合があります。さらに、一部の事例においては仲裁の費用は訴訟の費用を超える場合があり、これを回収する権利は裁判よりも仲裁のほうがより限定的になる場合があります。仲裁人の決定は最終的な決定であり、司法管轄区のいずれの裁判所も両当事者に対して強制執行することができます。

10.3 小額裁判所。前記に関わらず、お客様は州または自治体の小額裁判所で個人的な訴訟を起こすことができますが、訴訟がその裁判所の管轄区で行われ、同裁判所でのみ係争中である場合に限られます。

10.4 紛争の通知。紛争が発生した場合、お客様またはWDTはまず紛争の通知を相手方当事者に送付しなければなりません。通知には相手方当事者の名称、住所、連絡先情報、紛争の原因となった事実、および要求される救済措置を記載した書面を添付します(以下「紛争の通知」)。通知には相手方当事者の名称、住所、連絡先情報、紛争の原因となった事実、および要求される救済措置を記載した書面を添付します(「紛争の通知」)。WDT宛ての紛争の通知は、Western Digital Technologies, Inc. 法務部(Legal Department)宛て、住所3355 Michelson Drive, Suite 100, Irvine, CA 92612, U.S.A.(「WDT通知住所」)に送付するものとします。お客様宛の紛争の通知は、WDTが最後にファイリングした、またはお客様用の記録内に最後に保存された住所宛てに、配達証明郵便で送付されます。WDTとお客様が、紛争の通知受領後60日以内に紛争の解決の合意に至らない場合、お客様またはWDTは本第10条に従って仲裁手続きを開始できます。 紛争の通知が送付および受領された後、各当事者は仲裁を開始する前に、誠意をもって紛争の解決にあたることに同意します。

10.5 集団訴訟と集団仲裁の権利放棄。お客様とWDTは、各当事者が個人の能力範囲でのみ相手方に対して紛争を起こすものであり、連邦または州の集団訴訟または集団仲裁などを含むがこれらに限らない、集団訴訟または代理訴訟手続きの原告あるいは原告団の一員とならないことに合意するものとします。したがって本項で概略する仲裁手続きにおいては、仲裁人は仲裁手続きに関するすべての関係当事者の書面による同意なく、当事者の複数の請求を統合または連結することはできません。

10.6 仲裁手続き。当事者が仲裁の開始を選択する場合、仲裁の開始時点で施行されているJAMSの規則(以下「JAMS規則」)(URL: http://www.jamsadr.com、または1-800-352-5267に電話で問い合わせることにより入手可)、および本契約に規定の規則に従い仲裁が管理されます。JAMS規則と本契約内に記載される規則に矛盾がある場合、本契約に規定の規則が優先されます。お客様はその裁量により、連邦、州または自治体の法律に準じてお客様が利用できる他の救済措置を要求することができます。すべての紛争は、1名の中立の仲裁人により解決され、両当事者は仲裁人の選定に参加する正当な機会が与えられます。仲裁人は本契約の条件に拘束されます。連邦、州、または地域の裁判所や当局ではなく、仲裁人が、本契約のすべてのまたは一部が無効であるまたは無効にできるという申し立てを含むがこれに限定されない、本契約の解釈、適用性、執行可能性、または構成に起因または関連するすべての紛争を解決する独占的な権限を有するものとします。このような仲裁人への幅広い権限委任にも関わらず、裁判所は請求または訴因が、第10.1項の「紛争」の定義から除外される、(a) 企業秘密の悪用、(b) 特許侵害、(c) 著作権侵害または誤用、または (d) 商標権侵害または商標の価値の希薄化を目的したものか否かの限定的な疑義を判断することができます。仲裁人は、裁判所において法律に従い、または衡平法上の権利として与えられるあらゆる救済を認める権限が与えられるものとします。仲裁人の裁定は、当事者を法的に拘束し、管轄権を有する裁判所の判決として正式に記録されます。お客様は電話で仲裁の意見聴取に参加できます。電話で実施されない仲裁の意見聴取の開催地は、お客様の主たる所在地から近い手頃な場所、またはカリフォルニア州オレンジ郡のいずれかを、お客様の判断で決定できます。

(a) 仲裁手続きの開始。お客様またはWDTが紛争の仲裁を決定する場合、両当事者は以下の手続きに同意することになります。

(i) 仲裁申立書を作成する。申立書には紛争の詳細と、回収を求める損害金額を記載しなければなりません。http://www.jamsadr.comから仲裁申立書の様式を入手できます(「仲裁申立書」)。

(ii) 仲裁申立書の写し3部と適切な手数料を下記の住所に送付する。

JAMS
500 North State College Blvd., Suite 600
Orange, CA 92868, U.S.A.

(iii) 仲裁申立書の写し1部を、紛争の通知と同じ住所、または両当事者間で合意された別の住所宛に、相手方当事者に送付する。

(b) 意見聴取書の様式。仲裁人は仲裁裁定が下される場合は、その根拠となる重要な所見と結論を説明する裁定書をすべて意見聴取書の様式で発行する必要があります。仲裁の間、WDTまたはお客様が提示する和解額は、お客様またはWDTに支払われる額(支払われる場合)が仲裁人により決定されるまで、仲裁人に開示されません。仲裁の間、紛争に関する非特権的な情報の発見または交換が認められる場合があります。当事者は、本案に関する仲裁の意見聴取の準備または実施に必要とされる場合を除き、または裁判所の暫定的救済措置の申請、裁定またはその行使への異議申し立てに関連して必要な場合を除き、またはその他に法律または判決で要求される場合を除き、仲裁手続と裁定の機密を保持するものとします。

(c) 仲裁料。WDTは本契約の条項に準じて(お客様またはWDTにより)開始された仲裁について、JAMSへの申立、事務、仲裁人にかかる料金をすべてお客様に支払い、(該当する場合は)返済します。

(d) お客様に有利な裁定。お客様またはWDTが弁護士費用およびその他費用を除き$75,000以下の損害賠償を要求する紛争については、仲裁人の裁定によるお客様への最終的な支払い額が、WDTが最後に書面で提示した紛争和解金(WDTが和解金を示す場合)を下回る場合、WDTは以下を行います。(i) $1,000と和解金の額のいずれか多い方をお客様に支払う、(ii) 弁護士料が発生する場合、合理的な弁護士費用の2倍の額をお客様に支払う、および (iii) 仲裁での紛争の調査、準備、追求により弁護士側で合理的に発生した費用(専門家の証言手数料および費用を含む)をお客様に弁済する。お客様とWDTが書面で合意する場合を除き、仲裁人は本第10.6(d)項に従ってWDT側で支払う料金、費用、経費の額を決定します。

(e) 弁護士費用。WDTは本契約に基づき、紛争に関連して開始された仲裁に対して、弁護士費用および経費を請求しません。上記の第10.6(d)項に基づき弁護士費用を要求するお客様の権利は、適用法による弁護士費用に対するお客様の権利を制限するものではありません。前記にも関わらず、仲裁人は弁護士費用および経費の二重の支払いを認めない場合があります。

(f) オプトアウト。お客様が本契約(本ソフトウェアの購入、ダウンロード、インストール、またはWDTデバイス、製品およびサービスの他の対象となる使用を含むがこれらに限定されない)に同意後30日以内に、(i) お客様の氏名、(ii) お客様の電子メールアドレス、および (iii) 本第10条で指定される最終的な個々の仲裁手続きからの脱退と、集団訴訟および代理人訴訟手続きの放棄を要求する旨を記載した書状を、WDTの通知住所に送付することにより、本契約で指定される最終的かつ法的拘束力のある個々の仲裁手続きからのオプトアウト(脱退)、および集団訴訟および代理人訴訟の手続きの放棄を選択することができます。お客様が上記に述べる手順に従ってオプトアウトする場合も、訴訟前の通知要件を含め、他のすべての条件は引き続き適用されます。

10.7 第10条の修正。本契約内に相反する条項が規定されている場合においても、お客様とWDTは、WDTが今後、本契約内の紛争解決の手続きと集団訴訟の放棄条項(WDTの住所の変更を除く)を修正する場合、WDTは当該の修正についてお客様の肯定的な同意を得ることに同意します。当該の修正にお客様が肯定的に同意しない場合、お客様は本第10条の内容に従って当事者間の紛争を裁定することに同意することになります。

10.8 分離可能性。本第10条のいずれかの条項が行使不可能と判断される場合、当該条項を分離したうえで、本契約の他の条項は引き続き効力を維持します。前記は第10.5項に規定される集団訴訟または代理人訴訟の禁止には適用されません。 第10.5項が行使不可能と判断される場合、第10条全体(ただし第10条のみ)が無効になります。

11. 米国政府の制限付権利

本ソフトウェアは、48 C.F.R. §2.101に用語が定義されている、商用コンピュータソフトウェアです。したがってお客様が米国政府の機関または米国政府の請負業者である場合、(a) 国防省と同省の請負業者に関しては48 C.F.R. §227.7201から48 C.F.R. §227.7204に従って、(b) その他のすべての米国政府のライセンシーとその請負業者に関しては48 C.F.R. §12.212に従って、他のすべてのエンドユーザーにライセンスに基づき付与されるように、本ソフトウェアに関する権利のみが与えられます。

12. 輸出と輸入の制限

WDTは、本ソフトウェアがお客様の国での使用に適しているかどうかを表明しません。お客様は、本ソフトウェアまたはその基礎となる情報もしくは技術は、いずれの部分も、米国の禁輸措置の対象となる諸国または地域(またはその国民もしくは居住者)(現在、イラン、キューバ、シリア、北朝鮮、スーダン、およびクリミア地域)、または米国財務省特定国籍業者リストもしくは米国商務省取引禁止顧客リストとエンティティリストを含む、米国政府の制限顧客者リストに載っている人物にダウンロードを許可できないこと、輸出または再輸出できないことを了承するものとします。本ソフトウェアを使用することにより、お客様は上記し、お客様が上記の国に居住していない、または上記の国のまたは上記リストに載っている国の人物または居住者の管理下にないことを表明し、保証することになります。お客様はまた、適用される法および規制内で許可される場合を除き、大量破壊兵器の拡散に直接または間接的に関連した活動に本ソフトウェアを使用しないことに同意したものとみなされます。お客様はさらに、暗号化や認証などの本ソフトウェアの特定の機能は、お客様が本ソフトウェアを販売国から輸送する場合には輸入制限の対象になる場合があり、適用されるすべての制限を順守する責任があることを了承し、理解するものとします。

13. 免責

お客様は、本契約により、お客様による本契約の違反に起因するあらゆる責任、損失、請求、罰金および費用に対して、WDTおよびそのライセンサーを免責し、擁護し、無害に保つことに同意するものとします。

14. 解約

WDTはWDTの他の権利を侵害することなく、お客様が本契約に定める義務の履行を怠ったとWDTが判断する場合、お客様への通知の有無は問わずに、本ソフトウェアに関連したすべてのユーザーアカウントの停止を含むがこれに限定することなく、本契約を即時解約する権利を行使できるものとします。解除に際して、お客様はただちに本ソフトウェアのあらゆる使用を停止し、ソフトウェアのすべてのコピーを破棄しなければなりません。

15. 譲渡

お客様は、法律またはその他の運用により、本契約または本ソフトウェアを他者に付与または譲渡することはできません。

16. オープンソースソフトウェア

本契約に基づきライセンスを供与された本ソフトウェアには、「オープンソース」ソフトウェア(ライセンス供与契約に基づき配布されるコンピュータソフトウェアで、一般ユーザーによりコンピュータコードが共有、閲覧、修正可能)が含まれている可能性があります。本契約の第1、2、14、15条の制限は、オープンソースソフトウェアの各ライセンスのいずれの条件にも抵触しない条件および範囲で、前記のオープンソースソフトウェアにのみ適用されます。含まれるオープンソースソフトウェアの各ライセンスの条件を順守するために必要な範囲で、お客様が本ソフトウェアをWDTから受領した後少なくとも3年間は、WDTはhttp://support.wdc.com/において、本ソフトウェアのソースコードの必要な部分を開示します。WDTは、オープンソースソフトウェアについては、サポートを行いません。

17. サポート

ソフトウェアに関する問題が発生した場合は、http://support.wdc.com/ のWDTのサポートフォーラムをご参照いただくか、http://wdc.custhelp.com/app/ask/のオンラインフォームから、WDTのカスタマーサポートに電子メールでご連絡ください。

18. 完全な合意

本契約は、本契約の主題に関連する両当事者間の完全なる合意を構成するものとし、すべての事前または同時期の口頭または書面の了解事項よりも、本契約が優先します。

19. 準拠法、単独の係争地

本契約は第10条を除き、法の抵触とは無関係に、カリフォルニア州の法律に準拠します。紛争が生じた際、司法管轄区の裁判所の判断により、第10条の条項が本契約の他の条項から分離されていて適用されない場合、または第10条の条項に従いオプトアウトしている場合、お客様とWDTは、カリフォルニア州オレンジ郡に所在する州および連邦裁判所の独占的な裁判権に従うことに合意するものとします。

20. 国際物品販売の販売契約に関する国際連合条約

本契約は、国際物品売買契約に関する国際連合条約の制限下にはありません。

21. 分離可能性、放棄

本契約の第10.7項に従い、本契約のいずれかの条項が管轄権を有する裁判所により行使不可能な状態になる場合、当該の条項はその内容を損ねずに行使可能にするのに必要とされる範囲まで修正されるものとし、または適用可能な修正が不可能な場合は本契約から分離されるものとし、本契約の他の条項は以降も完全な効力を有するものとします。いずれか一方の当事者が、本契約の何らかの条件、またはその違反に対して権利の行使を放棄することが一度あったとした場合も、その後の当該条件、またはその違反に対しての権利の行使を放棄したとはみなされません。

22. 存続

本契約の第2、8、9、10、13、19条と、本契約の終了後も履行が要求されるまたは意図される本契約の他の条項は、本契約の終了に関わらずに行使可能とします。

23. 履行の免除

いずれの当事者も、自己の合理的支配の及ばない理由から直接あるいは間接的に生じる履行の遅延、履行不能(支払義務を除く)、サービスの中断が生じた場合は、本契約の不履行とはみなされず、責任を問われることはないものとします。

4078-705022-R09 2015年8月